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サブエピソードのような何かその3

実はこのサブエピソード、完結してます。
ただ、25話くぎりのほうがいいのかなって思ってそれくらいで区切ります。

最後まで乗せるのはそのうちで……あ、ところでお久しぶりです。それでは長いので追記展開からどうぞ。

たどり着いた町で働き手を探していたらしく、宣伝をするヒトが大声を出していたのです。必死そうだったのです。賑やかすぎる町でした。私の肌にはあまりあいそうになく、結局近くにあった静かな森に居を構えることに。汚れることはもう気にならないですよ。 Ep.51 慣れ


木の実を取りに行くときに、ふと空を見上げた頃でした。なんだか雲の形が今まで見てきた姉 様のようなものに見えていたのです。とても嬉しかったのです。…幸せそうな顔を…していました…笑顔で…… 私の前では笑顔など見せてくれない、厳しい姉様。私は元気です。 Ep.52 届け合う思い


町の入口から少し離れるとこの前の崖が見えてくる。…この町は龍族も人間も、ほかの種族の人たちも関係なく商売をしていたり、酒場で肩を叩き合って飲んでいたり…まるで友のようにして生きている…そう感じた…です。 …この町なら、前よりは自由に聞き込みできそうですね。 Ep.53 商売の町


今日いつも通りに姉様の情報の聞き込みをしていたです。商売の町と言うことで、様々な場所を渡り歩いた人々がたくさん…それなのに一向に姉様の情報、ソレアの情報すら得られないのです。これから1ヶ月ほどは、聞き込みをしなければならなそうで… Ep.54 調査


この町で聞き込みを続けて二ヶ月…ここまで情報を得られないのははじめてです。商売の町なら、流通も激しく情報もたくさん手にはいると思っていましたが…来る町が悪かったのでしょうか…でも姉様の日記にはこの町と酷似した内容が記されていて…ううん… Ep.55 進捗ダメです


半年経ったのだろうか。この町は大変栄えていたためか、変わったようには見えない。…この町では癒しの魔法が突出して発達しているらしい。人がたまに落とす、金貨を拾い集めて、一冊の本を買ってみた。初歩的な魔法の記述らしく、なにも出来ない日に少しずつ読み進めた。 Ep.56 日記─進展


最近この町には変わった人が現れるらしい。なんでも突然姿を現したかと思うと、金貨や銀貨といった貨幣をバラまいては姿を消していくのだとか…一体何が目的なのだろう。人々はそれが現れた場所に集まって貨幣を拾う。今の私みたいだ。…父の怒る姿が浮かぶ。辛…くない。 Ep.57 日記─卑しい者


私はせっせと金貨を拾うようになっていました。気付いたのです。金銭の物を持たないと情報は得られない。情報は売買される物だったなんて…知りませんでした。姉様みたいに各所を歩いて、世界を知っていればこのようなことは…無かったのでしょうか。 Ep.58 MONEY


町の商売人と情報のやり取りをして得られたのは、この町に情報屋が居る…ということくらいでした。なんでも、彼は世界各地の様々情報を持っているのだとか…ですが、やはりそれなりに値は張ってしまうようですね……魔道書は…諦めますか… Ep.59 金の厳しさ


金貨を貯めて情報屋に持っていったところ、私が求める情報は安っぽいものらしく、こんなにくれるなら他のことも…と、いろいろ教えてもらいました。私がいる国、町、情勢、習慣だとか… そのなかに聞こえた情報。例の金貨をばらまく男の話…誰かの罠とも考えられてるそうですが Ep.60 情報取得



「だいぶ前、この町で少し大柄なドラゴンが見かけられていたそうです。冷徹な目をしているのに、どことなく優しさを感じる会話を、1人の人間としながらしていたのだとか…この町が、争いに巻き込まれてからはその二人は消えてしまった…」 「そういうこと。まあ昔の話だけどな」 Ep.61 昔の話


「目立っていたのですか?」 「そりゃあ、同じ姿のドラゴンが酒場に人間迎えに来てたら目立つべ?」 「(そうか、人間からしてみれば…)」 「まあ、俺たちみたいな人間からしたらあんたらはデカい。だから目立つってもんよ。アンタが金貨拾ってるのも毎日みかけるしな。」 Ep.62 バレてる


「えっ…私が…?」 「そうさ!…お前さん、町じゃ有名だぞ…金貨を拾うドラゴンなんて初めてみたべ…ボソボソ」 「うそ…」 「マジだよ。…仮にも誇り高い種族なんだ。乞食みたいなことしてねぇで、アンタの持ってる力強そうな腕で金貸せぎゃあいいのにさ。」 Ep.63 金貨を拾うドラゴン


と、情報屋に居た人間から話を聞いた後から…町の人々の目線がチクチク刺さるように感じました。いままで慎重な行動をとろうとして身を隠しながら金貨を拾ってお金を貯めていたのに… 私の腕が……お金になる…力仕事でもすればお金がもらえるのでしょうか… お仕事…? Ep.64 働くとは


「お前はこの中で…大人しくしているが良い。」 そう言って、私を…父は閉じこめました。忌々しい呪いとも呼ばれるこの夢喰いの力…私が産まれながらにして、持っていた呪術が、一族の存亡を揺るがす…と。 姉様はそれを知っていた。…私が産まれるのが嫌だったのかな。 Ep.65 疑心暗鬼


今…私はこの力を抑えられているのでしょうか……父が私にばかりこのような仕打ちをするのなら、父の夢だけを喰らえばいいのでしょうか。 …姉様は違うって言うのです、きっと……でも、その理由も分かった気がします、姉様。本当の呪いは、きっと… Ep.66 己のままに


タルト……私は過ちを犯したのに、どうしてそんな目をするですか。命から逃げる私を、どうしてそんな目でみるですか。 ─赦されないはずの過去を、赦してくれる?─ 希望なんて持たないつもりなのに、私の心をすり替えたかのような望みが…欲が…タルト……ああ…… Ep.67 本当の呪いは


「タルト…!」 「フィーネ!!」 「っ……!た、タルト…!」 「フィーネさん…スイーツ食べたいのですか?」 「……ロア、流石にそのボケハ…」 「天丼ッスよね。俺知ってるッスよ。人間のかんさつしてれば分かるッス。」 「夢……はあ、夢でしたか…」 Ep.68 夢オチ


「フィーネもなんだかんだ言って妹が好きッスね。」 「守りたいものが沢山ある…流石ですよ。」 「抱えすぎテ重さに耐えきれナイのハダメネ。…今のフィーネにそんな慢心ハ無いと思ってるケド…ネ。」 「慢心……」 慢心など……ソレア… 『慢心はダメだぞ、フィーネ?』 Ep.69 慢心


「み、みて!ソレア!!ほら!」 「フィーネ!!集中を崩しちゃダメだ!!」 「えっ……うっ……!!」 その時私はソレアと魔法の練習をしていたですよ。私が造った魔法を試していた時です。精神を乱した私は魔力の流れを乱してしまったです。…流れの乱れは破壊に変わるのです。 Ep.70 乱れ


─フィーネ…フィーネ!!大丈夫か!!?─ 大した怪我はしなかったですよ。寧ろ怪我をしたのは私のくだらないプライドの方…。 …気高い誇り?よく言うですよ。ただの高慢な感情・思考…人間たちがドラゴンを崇める時に、どうして気高き生き物などと…。 Ep.71 気高い生物



そういう私も高慢だったですけどね…。みんながみんなそうとは限らないと思うですよ。…それこそ、人間と同じ……。 …度が過ぎる高慢な感情は確かに高見を目指す上では必要。ですが、時に無慈悲な結果を与えるです。それもまた、私も同じくするですよ。 Ep.72 高慢な感情



しばらくソレアとは口を利きませんでした。なにせ当時の私はソレアに魔法を見せるのが楽しみで仕方がなかったのを理由に、ソレアのせいにして自分の非を合理化していたですから。 …あれから数年…。まだまた時間が経って間もないのに、どうしてこんなにも長く感じるですかね… Ep.73 時の流れ


私の心が素直だったら、苦しくなかったですよね。ターシュヴェルト。…今の私の夢の世界を食べてくれれば、私はもう少し楽になれるですかね… 楽になろうなんて。 ─楽になれればいい─ こんなにも可愛い妹に、どうして私の夢すら与える恐怖に怯えたのだろうか。 Ep.74 姉として


…姉様の恐れていたものが分かった気がします。 姉様……嗚呼、伝えたい。姉様の心に、しっかりと。 …前を向いていかなければならないのです、姉様。私は… …フォルスの名を捨てて姉様の後ろについて行きたかったのかもしれない……のです。 Ep.75 妹らしく





○あとがき
そんなかんじ。(どんな)
さて、前述のとおり、このお話は既に完結しております。次回記事で全話載せます。(いつになるか分からないけど1ヶ月広告が出る前には必ずやっておきたい)
さて、このサブエピソード編、「牛乳物語」という名前を付けておりまして、今回のシリーズはその2章にあたるものです。次章である、牛乳物語3章も随時執筆してますが、さらに失いし者たちのプロット構成変更終了いたしましたので、こちらも随時更新していきたいと思ってます。

大変長らく間が空いてますが、失踪はしない(つもり)なのでご安心ください。でも期待はしないでください(?)


さてはて、サブエピソードあらため牛乳物語2章も様々な背景が見えてきたと思います。フィーネとその妹であるターシュヴェルト(略称でタルトって呼ばれてます。)が、いったいどういうつながりなのか、その行く末はいかに…

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