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サブエピソード的なやつその4(終)

ちょいちょいタイトル名が違うのは仕様です

牛乳物語2章、この記事で完結です。実は日本語がおかしかったり、ナンバリングがずれちゃってたりしてると思いますが、それは眠気の中うとうとしながら書いたのを無修正であげちゃってるからなんですね…((

脳内補完でお願いしまs…((

本編長いので、追記展開からどうぞ。
なんて、姉様が生きていたら、伝えたかった…です。 …今の私は、姉様の夢はおろか、他者の夢ですら食べる資格など無いのです。穢れた生き物。フォルスから追放された、戒め…惨めに金貨を拾う姿を、姉様はどう思いますか…? なんて、ね。 Ep.76 なんてね。


「よう嬢ちゃん!今日もよろしく頼むよ!!」 「嬢……ちゃん……あっ、はい!じゃあ早速…」 情報屋の人に勧められた力仕事で、丸太を運ぶ仕事を選んでみたのです。この町はまだまだ復興が完了していないということで、私みたいな力を持つ働き手は重宝されるのだとか… Ep.77 初めてのお仕事


もちろん、仕事が終わった後の帰り道に金貨を探すことはやめなかったのですが…もはや癖になりつつあるので、どうにかしなければならないかと…… ある日、一緒に働いている方が、みんなで食事にいこうと誘ってくれました。町の人々は何を丸焼きにするのでしょうか…? Ep.78 町の食事


「ええっ!!嬢ちゃん丸焼きしか食ったことねえんか!?」 「はい…」 「なるほど、女性のドラゴンたちも力強く育つわけだ…俺の母ちゃんなんかよぉ?※※………」 プレートの上には、綺麗に料理を盛りつけてあるし、飲み物も味のする不思議なものだった。 Ep.79 レストランというらしい


暫く口をきかないでいると、ソレアが突然夕食に誘ってくれたのです。基本的に、手先が器用ではない私たちの種は、丸焼きを主に食べるのですが、ソレアは普通の人間でしたからね。彼女は有無を言わさず私をレストラン、というところに引っ張っていきました。 Ep.80 人間の食


「いいか?フィーネ、ナイフとフォークはこうやって使うんだ。」 そんな面倒なことをしなくても、魔法で綺麗に等分してしまえばいいのに。そう思いながらも私は、美味しそうに目を輝かせ、ステーキをナイフで切って白米とともに頬張るソレアをずっと見つめていました。 Ep.81 純粋な目


人間は私たちと同じように生きるために食事をするのですが、同時に美しさを求めると聞きました。…まあ、その時のソレアは、まるで肉に食らいつく獣のような食べっぷりでしたから、おそらく偏見か私の勘違いか… そんなことを考えながら、私は横でその姿を見守っていたですよ。 Ep.82 本能の食


そんな姿を見ていると、私自身が馬鹿馬鹿しく感じたです。…まあ、大人気ない姿を見せていたのがいけないのですけれどね。 浮遊術こそ使えるはずなのに、私はソレアにステーキを切ってもらって…ああ……懐かしいです。薄れた記憶はもう、戻ってきてたですね。 Ep.83 記憶の紐を手繰り寄せて


夜遅くの頃。お仕事から帰るとき、少しばかり情報屋に顔を出しました。お世話になっていましたから… 「夜分遅くにすみません、ザールさん。」 「全く…迷惑だべ。」 「す、すみません…」 その時私は純粋にシュンとしてしまいました。 「お、おい…でも、礼儀正しいんだな。」 Ep.84 礼節


「それはもう……幼い頃にいろいろと。」 「ほう…情報屋にそんな簡単に過去話なんかしてもいいんかい?」 「あっ……」 「迂闊だべぇ?気をつけな。…ま、 辛気臭ぇのは嫌だしな。俺は情報屋の中でもまだ生易しいもんよ。」 ─あの人は何時もそういう話し方をするんですよ。 Ep.85 素顔?


「で、今日は何しに来たんだ?」 「あっ、その…お世話になったお礼で…」 「花束か…ハハッ、お前さん面白い奴だ。情報屋の欲しがるものは金だべ?」 「お世話になったお礼も…お金なのですか?」 「…やっぱお前さん、優しすぎだな。俺にはもう関わらない方がいい。」 Ep.86 優しすぎる心


「そう…ですか…」 私はその事情を聞いてがっくり肩を落としました。優しすぎるとか言われてしまった点も噛みつくことができないくらいに…。 「まあ俺はそろそろこの町を離れるからな。」 話を切り上げようとする時でした。 「そうだ、お前さんに良いこと教えてやる。」 Ep.87 良いこと


「この情報は不確かだが、もしかするとお前さんの目的の物かもしれねぇ。情報代は…その花束でいい。」 「えっ…」 「お前の探す相手は時空の狭間から異世界に向かったかもしれねぇ。そう、過去の大戦の話をな、チラッと聞いたんだ。一匹の偉大な功績を残した龍が消えたんだと。」 Ep.88 確信



「この前の…」 「だな。で、これに酷似した事件が過去に数百件あったんだ。」 ザールさんがそう言いながら見せてくれた写真に、禍々しく歪んだ"何か"が見えました。 「これが時空の狭間。昔はこの世界の力の流れが不安定だったから、コレがあちこちに出来たらしい。」 Ep.89 時空の狭間


「つまりこの先に…!」 「ああ。だが、早まるなよ。まず、今の時代はこの空間は希少なものだ。それに、お前の探す相手が向かった先と同じ空間につながる穴ではないかもしれない。聞いたところによると、向こうの世界なんて無数にあるらしいからな。覚悟が必要になる。」 Ep.90 最後ののぞみ



「そういえば、村の人たちがなんか変なものを見かけたらしいッスよ。」 「変なもの…?いったいなんなのです?」 「えっと…僕が聞いた話では…歪んだ場所がある、とか…?」 「…!ロア、それは本当ですか?」 本当だとしたらまずい。事件になってしまう。 Ep.91 危ぶまれる空間


「私は……私は、姉様の為に家を捨てたのです。…覚悟はもう、しているのです。」 「…強い目をしてるなお前さん。じゃあこれが最後の情報だ。次の時空の狭間が現れる場所はこの町の裏…お前さんが過去数回寝床にしたあの森の泉近くだ。時刻は明朝…明日だ。覚えたか?」 Ep.92 ついに


「ロア!私をそこに連れて行くですよ!」 「わ、わかりました!」 「ルーミンとエアーは臨戦態勢で待機です!私とロアが様子をみるですよ。」 「そんなにッス?」 「ホラはやく行くネ!エアーもたまにハ仕事するヨー!?」 「急ぐですよ!」 下手をしたら山が消し飛ぶですから Ep.93 災い


「過去の大戦によって、私がこの世界に飛ばされた話はしたですよね?」 「言ってましたね。」 「あのあと、私が通った後の空間の狭間がなぜか爆発してしまったのです。おそらく、空間の歪みが関係してるです。広範囲を巻き込んだ爆発…これが大戦が終了した真実。」 Ep.94 真相を突き止めた



「今、この空間の狭間が生まれているということは、誰かがこの空間を作りだして潜り抜けようとしている兆候です。魔力濃度がある点を超えてしまうほど濃くなってしまうと、空間の歪みの影響で元の濃度に戻ろうと勢いおく戻ることで爆発してしまうのです。」 「?」 「ロア?」 Ep.95 理解不可


「えっと…つまり、これが爆発すれば周りの山はすべて吹き飛び、村も壊滅。国内の人々も駆けつけてしまうのです。」 「!…とっても危険な気がします!」 「ええ。私は今から爆風を抑える結界を張るです。ロア、あの守護符の作り方はわかるですか?」 「…あれですか!?」 Ep.96 おまじない



「ところで…どうしてルーミンさんとエアーさんを臨戦態勢に?手伝いなら彼らもできるはず…」 「ああ言えばあの子たちはまず村に向かってくれるですよ。いざという時はあっち側で非常用に書いてある魔法陣を使ってくれるです。」 「なるほど………さて、こんな感じで。」 Ep.97 切り札



 …ここは?時空の狭間……?まるで暗闇…でも、進むべき道がわかる…そんな気がする。 「時空の狭間…なんだかとてもおかしなところですわ…」 そうつぶやきながら、タルトは歩いた。目の前にある暗闇に恐れも抱くことなく、ただただ自分の勘だけを信じて。 Ep.98 闇に囲まれた光道


あれは? 出口……?目の前に光が… …小さい穴。私ではくぐり抜けられない。 歩き疲れてしまった…。出来ることならこの穴から出てしまいたい。暗闇の中、もうどれくらい過ごしただろう。気が狂ってしまいそうなくらい心を乱される。空気もなんだか薄いような… Ep.99 時の横穴


そう思った瞬間。 光にはじかれた。 「グアぁァ……!!ウぅぅゥ………」 しばらく唸ってしまった。雌として失格か…などと思っている場合ではなかった。 この穴に通ることを拒絶された…?私は出れないの…??微かな可能性を信じてここにきたのに…このままでは… Ep.100 希望の壁


「思ったよりでかいですね…このままでは…」 「何かお手伝いできますか?」 「ロアは…魔法はからっきしでしたよね。…私の骨を拾うくらいでしょうね。(笑)」 「ええっ…!そんな怖いことを…」 冗談…だといいけど…。ロアと私でもこれは……命に代えても… Ep.101 護りたい、この村を


弾かれたという事は…高エネルギー集中域…? 酷似している。…読んだ本に書いてあった。下手にこじ開けてしまえば…エネルギーの爆発が起きる…。異世界とつながる穴であればなおさら危険…向こうの世界にでさえ影響がでてしまう…どうすれば……アレを…そうだ。アレを…! Ep.102 アレ


考えれば…きっと……そう…… 「アレをやれば…ですが…アレをやるには……」 「アレってなんですか?」 「私の中に魔力を取り込んで放出させるのです。…ただ、私の身体が保つ回数でこの量は…」 …? 心なしか、魔力がさっきよりも弱い気がする。どういうこと…? Ep.103 兆し


「いや、いけるかもしれないです。ロア、いいですか。私が合図したら必ず私の身体を抑えるのですよ。踏ん張りがうまく行けば…」 「どうぞ。」 「はやいですね…あの子たちと違う良いところ…… …いくですよ!」 魔力を取り込んで、地の中へ流し…護りの力へ…正す…! Ep.104 まだ見ぬ影


「あァ…ウゥぅ……」 ちからが……おさえ…きれない…… でも……とめないと……見つけてしまった……世界のほころび…ひび割れを……私が……止めなければ…… ……が…いし…きが…… ま……り…… ねえ…さ…… ……… … ………………身体が…痛い…。…暖かい。 Ep.105 終末


私は姉様の為に歌をうたい、姉様のために魔法を学んだ。姉様のために剣を振れば、それらを使って姉様のために血をすすり、肉を食らった。 全ては姉様のため。そう思っていたのに。 私は罪を重ねていた。罪深い。けれど姉様のため。姉様のためなら、こんな罪。軽い。 Ep.106 走馬灯?


姉様…姉様は、今の私を見たら…どう思うのでしょうか。 「とっても可愛い、私の妹だと思うですよ。」 本当ですか…? 「もちろん。…貴女のために姿を消してしまって…ごめんね。タルト。…いや、ターシュヴェルト。」 「…姉様?」 許す。許す。許す。姉様…姉様…! Ep.107 許す。


「あなたがフィーネの妹さんですか?ぼく、ロアっていうんです。よろしくお願いします。」 「ロア…ちゃん?よろしくお願いしますね。」 「ふふ…タルト、ロアは男の子なのですよ。」 「アタシはルーミンって言うネ!ヨロシクー!」 「ルーミンさん…よろしくです。」 Ep.108 紹介-1 


「俺はエアーって言うッスよ。よろしく。」 「よろしくです。エアーさん。 …改めためまして、フィルね…フィーネお姉様の妹のターシュヴェルトと申します。よろしくお願いします。」 「フィーネと同じシャベリかたネ…。」 「瓜二つとはまさにこれッスね…」 Ep.109 紹介-2


「タルト。貴女がどういう過程でここに来たかは問わないです。辛かったものがあると思うです。その中でも堪え忍び、私に会いに来てくれたことは、『姉として』うれしいです。」 「姉様…」 姉様は変わっていた。あの姉様ではない。…でも好き。穏やかな姉様。 Ep.110 時に流された二匹


あの時の歌をうたいましょう。
ええ、姉様。あの歌を。
私の魔なる力は貴女のために。
私の知なる力は姉様に。
今このときだけでもいいから。
この至福の時よ、止まれ。
たった一人の妹のため。
たった一人の姉のため。

『流れが止まる不思議な調(しらべ)』
Ep.111(ED) 歌おう


ここからは創作垢に投げていないエピローグです

――2年後――

「ねえ、姉様。」
「なにかしら。」
「姉様は…あの時のこと、覚えていますか?」
「…ええ。深く、後悔するほどに。」
「そう…ですか……」
「…タルトは大人になったですね。よくもまあ、独学でこれほどまでの知識を身につけて…私よりも豊かな感情を持って…」
「いえ…姉様には及びません…」
「いいえ、私はただの研究バカ……ちょっと今、自分で言った言葉が刺さるですけどね…プライドの高いバカです。」
「そんな…」
「…あのとき、ロアのこと、女の子って間違えたですよね。」
「…そういえば…ロアくんでしたね…。髪が長くて…。」
「私たち龍族に髪の毛などと言う概念が無いのに、間違えたということは…。私のことを探して旅していたあなたが学んだ『何か』がそう教えてくれたのでしょう。私には無いモノ…妹に負けるとは…悔しいですよ。」
「…そう…ですか…。」
「ところで、彼は何歳か分かるです?」
「…そういえば……私が112歳ですから…彼も竜族の血を引いているらしいし…50歳くらいですか?」
「…なるほど……タルトにはそう見えるですか…」
「と、いうと…?」
「彼は…自分の年齢が分からない子なのです。私たちにも、彼自身にも分からない。
そして、彼は何一つ成長しないのです。…ああ、知能とかではなくて…外見が、なのですよ。」
「外見が成長しない……?」
「彼がここに来てからこの5年間、ずっと見てきたのですが……まるで成長しないのです。髪の毛も、体毛も…体高も…。」
「それは……もしや…」
「ですね…。私も本でしか読んだことは無いです。でもあり得る。そしておそらく…。」
「死なない、のですね…。」
「……もうこんな時間。ルーミンがご飯を作って、待っているですよ。」
「そう、ですね……」
「言わずもがな、ロアには言ってはダメですよ?本人は気づいているでしょうけど…」
「その方が良いですね…。」

遠くに見える海に、夕日が沈むころの話だった。姉様からまさかそんな話をされるなどと、思ってもいなかったのだ。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ターシュヴェルトが見つめる海。その海は夕日に照らされ赤く染まり、美しい水平線を描いている。

そんな海。…海とはすべての生き物の母であるとされている。

数多の文献に記される事実。そんな海の中ですら、またとある因果が互いを引き合うこととなる。


これは深い深い、海の世界… 母なる海に産み落とされた、健気な少女の物語。
海が母であり、父は知らない。友は海の生き物たち。
そんな彼女に厄災が降り注いだのはそう遠くない未来のことだった。

牛乳物語3章 海の子ケトスの真名探し―言の葉無き少女の心―

Ep.0 海の落とし子



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



でした!!!!


はい、牛乳物語2章完結です。エピローグなのにプロローグ書きました。仕様です。
(なんでもかんでも仕様って言えば済むからこの言葉便利)

さて、牛乳物語はこのまま3章に突入していきます。たぶんこのお話、そこまで長くはならないかと…(とか言ってるとエピソード200とかいきそうなんですよね…今までの私の傾向からすれば…)
サブエピソードだって?とんでもない。むしろうちの子のためのメインエピソードです。仕様でs(ry

まあ、ちまちま進めていきます。25エピソードずつでまた区切って載せていきます。

お楽しみに!(?)


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