サブエピソードではなかったやつ5

いいかんじの投稿ペースだとお思いでしょう、自動投稿です。


それでは本編は追記展開にて。
そうして私は、また昨日のように砂浜に倒れてしまった。
遠退いていく私の意識。
ラムがまた運良く来てくれるわけなどない。
今度こそ、本当のおしまい…。

…嫌われてしまったかな…。

お母さん……私の…。

最期に瞼を閉じるとき、足音が聞こえた気がした。

Ep.101 足音



それにしても、この島広すぎるねぇ…あーあ、帰りたい帰りたい。ロアっちもよく歩くよ…。
「声にでてますよベト。」
「あれ、聞こえちゃったかー。」
ロアっちをからかうのは楽し…そうだ。
「…あっ、鳥さーん。メルジーナグランツって知ってる?」
「えっ!?ベト…?」
Ep.102 対話



「あははは!!ロアっちおもしろーい!!」
「か、からかわないでくださいよ!ボクは知ってましたよ。ベトが鳥としゃべれるはずがないって。」
「あ、鳥さんとは喋れるよ。うん。あとそれっぽい洞窟あるらしいね。」
「ですよね…しゃべ…本当に会話したのですか?」
Ep.103 その対話の真偽



「なんかさ、そこの海岸を……ああしてこうするといけるみたい。」
「全くわからないです。……でも、みてください。あそこに煙が昇ってます。」
「ありゃ、やっぱなーんかいるよね。じゃあ隠れながらいこ?」
「用心に越したことはないですけど……やりすぎじゃ……。」
Ep.104 空の煙



寒い。
波の音が押し寄せる。
身体に、冷えた水が当たる。
もう、起き上がれない。
身体は砂だらけで……海水にさらされて……。
……もういっそ、このままアイツに喰われてしまえばいい。
このまま……バイバイ。ラム、ヤード……

足音なんて気のせいだったんだ。
Ep.105 最期



……。
暖かい。誰かがまた……ラム……?
それともヤード……?誰なのかな……。
「にしてもさあ、まさか女の子が倒れてるなんてねー。」
「ビックリです……ベトのさっき言った子ですか?」
「そだよ。……でも、身体が冷えすぎてる……。」
「困りました……」
誰……?
Ep.106 誰?



「……。」
「あ……起きた?」
「……あなた……は……。」
「あれ、しゃべれるじゃん。ほら、覚えてないの?さっきは失礼なこと言っちゃってごめんね。」
「べ、ベト…!?先刻ただ何もせずに別れたって……!!」
「結果オーライってやつだよロアっち。」

Ep.107 海と闇と、永遠と。



「でもねロアっち。女の子ってすごく不思議な生き物でさぁ……。こういうさりげないことだって気にしちゃったりするよ?あ、ロアっち男の子だから分からないよねぇ……。」
ベトめ……言いたい放題……
「申し遅れました。ボクはロア。彼女はベトゥーレンと言います。」

Ep.108 その名前は



なんだろう。この赤髪の子そして隣の…生き物。
ここに何をしに来たのだろう。
いや、そもそも海に囲まれたこの島にどうやって来たの……。
海岸にはバケモノがいるはずなのに。
「(ロアっち……ほら、困り顔してるって…)」
「(ええ……ボクたち余所者ですし…)」

Ep.109 謎の二人



「ねえ。そっちの……赤い子。」
「ボク、ですか?」
「うん。あなた達どうやってこの島に来たの?海にはバケモノがいるはず。」
「えっ!?そ……えと……それは……」
「ロアっち。この海ヤバいよ。」
「……ですね。ただならない気配を感じます。」
「あの……」
Ep.110 無視は困る



「ほらロアっち。だめじゃん女の子の話はちゃんと聞かないと。」
「ボクが男だからって言うのを遠回しに言うのやめてくださいよ……。」
「おと……こ?」
「……ベト……ボク帰りたい……。」
「仕方ないよねえ、ロアっち髪長いもん。早く切ってくるか、ちゃんと纏めなよ。」
Ep.111 雑談



この赤髪の子、男の子なんだ。
なんか新しい色。海の中じゃ見れない綺麗な色……。でも目が疲れる。
って……そんなこと考えてる場合じゃない。
「で、結局どうやってきたの?」
「実は、空を飛んで……。」
「あなたたち鳥じゃないでしょう。」
「空間弄ったんだよ。」
Ep.112 魔法で



「(ちょっ!?ベト……!)」
「(どうせこの子には分かんないと思う。)」
「空間……??空気を弄るの?」
「(……ほらね。)」
「(ですね。)」
「聞こえてるから。」
この二人のコソコソしたやり取り見てると、さっきみたいにお腹がぐちゃぐちゃする気持ちになる。
Ep.113 内緒話



「で……ここに何をしにきたのかしら。まさか用もなく小さい島に来るわけないでしょう?」
「ロアっちたぶん嘘付いてもバレるから白状しなよ。」
「ベトって『どっち側』なんです?……ボクたちは、メルジーナグランツっていう名前の鉱石を探しにここに来ました。」

Ep.114 白状



「ちょっと何を言っているのか全く理解できない。」
「ええ……まあ、捜し物です。」
「そう……。」
「ねえお嬢さん。あんたもここの子じゃないんだよね。あんたはここに何しにきたの?」
「私は。……お母さんに……。」
「あんたのお母さんこんなところにいるの?」
Ep.115  問い詰め



「私の……お母さんは……。」
私はちらっと海を見た。
「まさか、あのバケモノがあんたの……?」
「そんなわけがない!!……そんな……。」
「せめてあんたのお母さんの名前とか分かればなんとかなるかもしれないけどさ。ところであんた名前は?」
「名前……。」
Ep.116 私の名前は



「ん……その首飾り……。」
「……ねえ、赤髪の子……じゃなくて、ロアくん、だったよね。」
「は、はい。」
「キミの名前は……誰からもらったの?」
「名前……ですか?」
「そう。キミの名前は、どこから流れ着いて、誰から授かったのか。私の名前も……。」
Ep.117 もらった名前



「ボクは……使命をもらって生まれた者。迷った人が足を踏み外しそうな時に、いつでもこの手を差し伸べられるように。誰もが希望という光にいられるように。
……繋ぎとめる為。それがボク。ロアです。」
「ロアっち長い。」
「ええ……。」
繋ぎとめる為……。……なぜ。
Ep.118 何故



「じゃあ、キミに聞いてもいいかな。……私の名前はいったいどこから流れ着いて、誰が私に授けたのか。私には分からない。キミは、誰が私に名前を与えたと思う?」
「ねえロアっち分かるの?」
「全く分からないです。……母親なのではないでしょうか。」

Ep.119 流れの根源



「そうなんだ。やっぱり……。」
「ねえロアっち。」
「なんでしょうベト。」
「たぶんだけどさ……。この子もロアっちと同じなんじゃないの?」
「ボクと……え?そんな気配は……。」
この赤髪の子と同じ……?
髪の毛の色も、身体も違う。性別も違うのに……?

Ep.120 同じ2人



「(ま、とりあえず自分の名前は分からない。探している母親もどこにいるのか分からないっていう子みたいだし。迷子と同じようなものじゃない?)」
「(そうですね……とりあえず、このまま放っておくのも……)」
迷子……よくよく考えれば、今の私は迷子……。
Ep.121 海の迷子



「とりあえず、キミをこのまま放っておくのもアレでしょう。一緒に行動していただきたいのですが……」
「このあたりの地理にもたぶん詳しいんでしょ?」
「そんなに知ってる訳じゃないけど……。」
一緒に行動……か。ついていけば何か分かるかもしれないかな……。

Ep.122 共に



「ところで……キミ……。」
?……まだなにかあるのかな。
「キミの首飾り、とっても綺麗な首飾りですよね。……これは何から作ったのですか?」
「これ……?これはもらったものなの。」
「『もらった』?え?あんた以外にもこの島に何かいるの?」
しまった……
Ep.123 別の存在



「まあ……いるよ。普通の人間が、この島で毎日生きるために暮らしている。たぶん、あなたたちはこの島を無人島か何かと思って来ていたんでしょうけど……。:
「へぇ。(人間いるのかぁ……。めずらしい。)」
「……では、そのひとに聞けば?」
「わかると思うよ。」
Ep.124 生きる者



でも……村には行きたくない。
ラムにあんなことして……ヤードも、メリーもフローネも、きっと私を許さないんじゃないか。
「やっぱり人が居たんですよベト!」
「そうっぽいねー。(まあ、知ってたけど)」
そもそも顔も知らない赤の他人をいきなり村になんか……。
Ep.125 抱える不安


という訳で、Ep.101~Ep.125でした。

ちょっとシリアスな感じ……?

両親がよく分からない感じって、割と怖いものですよね。想像するだけでとてもではないですが身震いが……。

もちろん当事者ではない私は他人ごとになってしまいますが……。

それではまた次回!⊂⌒~⊃.ω.)⊃

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